社会人になり、スキルアップのために勉強する人は多くいます。そんな中、将来を見据え、いざ勉強をはじめたものの、結局長続きせずに断念してしまうケースが後を絶ちません。長続きしない要因として、まとまった勉強時間を確保しづらいという点が挙げられます。そもそも日々仕事に追われていれば、疲れを回復させることで精一杯であり、時間を取って集中して勉強することは難しくなります。

こういった場合の対策としては、勉強時間を1日のスケジュールに組み込むのがおすすめです。習慣になれば、自然と継続できるようになります。たとえば、通勤時間や昼休憩、寝る前の時間などが挙げられます。日々のルーティーンとなっているスキマ時間を見つけて、勉強する時間に設定しましょう。

また、モチベーションを維持するためには、きちんとした目標を立てるのが大事です。資格取得を達成したい時期など、はっきりとした目標が見えないと、ついだらだらと先延ばしにしてしまいます。そうならないよう、自身で区切りを設定して、1日にやるべき分を計算してプランニングしておきましょう。

社会人になった後も、スキルアップのために勉強することは非常に素晴らしいことです。視野が広くなり、仕事の幅や将来の選択肢も増えるため、その努力は決して無駄にはなりません。とはいえ、何事も頑張りすぎると最終的に行き詰まってしまいます。自分のペースに合った無理がない範囲を設定して、コツコツ進めていくのが最善です。